THE THINKING BEHIND THE PLAN / 01
市川市 K様邸 ― 者と音の家
中庭に開き、
生活感を整える住まい。
その間取りには、
家族の暮らしから考えた理由があります。
LISTENING TO YOUR LIFE
「広々と暮らしたい」と、
「落ち着いて暮らしたい」を、一緒に。広々と、落ち着いて。
その両方を、一緒に。
外の視線を気にせず、広々と過ごしたい。生活感を抑えた、シンプルでホテルライクな空間にしたい。K様の住まいは、この二つの希望を軸に計画しました。
大切にしたのは、すっきりした空間を日々の暮らしの中で保てるよう、動線と収納まで一緒に考えること。共働きの朝も、家族でくつろぐ夜も思い描きながら、一邸のプランにまとめています。
DESIGN NOTE / 01
玄関を開けると、
庭の景色が迎えてくれる。
玄関の正面には、床から天井までの大きなFIX窓。その先の植栽まで視線が抜け、玄関に奥行きと広がりをつくります。
玄関からリビングへ向かう途中も、中庭とのつながりを感じられる配置に。外からの視線を遮りながら、家の内側には開放感をつくっています。
DESIGN NOTE / 02
家族の居場所を、
一つの庭でつなぐ。
25.4帖のLDKは、中庭に沿ったL字型の配置。リビングでも、食卓でも、キッチンに立っていても、同じ庭を感じられるよう計画しました。
道路側は壁で囲い、正面には縦格子を設けています。視線への配慮と、採光・通風、外観のデザインを一緒に考えた工夫です。
料理をする人も、食卓に座る人も。
庭を感じながら、それぞれの時間を過ごせます。
DESIGN NOTE / 03
すっきりした景色を、
しまう場所から考える。
キッチンにつながるパントリーに、冷蔵庫や食品、備蓄品をまとめました。冷蔵庫の出っ張りや日用品が、くつろぐ場所から目立ちにくい配置です。
収納は量だけでなく、使う場所と頻度から計画。毎日のものは手元に、季節物やスーツケースなどは2階の納戸へ。生活する場所に物があふれにくい仕組みをつくっています。
DESIGN NOTE / 04
忙しい朝も、帰宅後も。
家族の動きに合わせて。
共働きのご夫婦が並んで身支度できるよう、洗面台はダブルボウルに。洗面室と脱衣室を分け、来客にも洗濯物や着替えが見えにくい構成にしました。
ランドリー脱衣室には、室内干しと作業のためのカウンター、背面にも収納を確保。タオル・下着・部屋着をここで管理できます。
帰宅して、入浴し、着替えて、リビングでくつろぐ。就寝まで2階へ上がらず過ごせるよう、暮らしの流れを1階にまとめています。
READING THE PLAN
図面から見える、
暮らしへの配慮。
2024年6月10日の計画案をもとに、設計の考え方をご紹介します。
計画段階の図面のため、竣工写真とは一部異なる場合があります。
庭を感じる配置
玄関・リビング・ダイニング・キッチンを、中庭とのつながりから考えています。
水まわりをまとめる
洗面・脱衣・浴室をまとめ、入浴と着替えを1階で完結できる構成に。
廊下の面積を抑える
1階は玄関ホールから各空間をつなぎ、独立した廊下を設けず、必要な居場所に面積を充てています。
冷暖房へのご意向に合わせる
階段は玄関側から上がる配置に。LDKと階段を分ける考え方を採用しました。
在宅ワークの居場所
ご自宅での仕事が多いご主人のために、4.5帖の独立した書斎を計画。中庭も望める配置です。
通る場所にも役割を
廊下に大型のクローゼットを設け、移動のための場所を収納にも活用しています。
使う頻度でしまい分ける
普段使うものは各所の収納に。季節物や大きな荷物は3帖の納戸にまとめます。
将来の家族の暮らしへ
子供室は2室を計画。主寝室からも中庭を望めるように配置しています。
DESIGN STORIES / DIGITAL GUIDE
ほかの住まいの、
間取りの工夫も。
この住まいは、家工房のプランニングの一例です。
デジタルガイドでは、6つの住まいを写真と間取りでご紹介。
ご家族の要望を、どんな設計でかなえたのかを読み解きます。






6つの住まい、それぞれの設計の理由。
DESIGNING YOUR EVERYDAY
美しさも、使いやすさも、
暮らしを知ることから。
見せたい景色と、しまっておきたいもの。
家族で過ごす時間と、それぞれの時間。
一つひとつを読み取り、住まい全体のつながりに落とし込む。
それが、家工房のプランニングです。
